子供や家族がいない場合に、お墓をどうしたら良いのか悩まれる方が多くいます。
基本的にお墓を立てる事は可能ですが、継承者の問題があります。
公営の墓地では、継承者がいないと申し込みが出来ない事がありますが、
一般的な民営の墓地なら、申し込みが可能です。
親族なら兄弟や、兄弟の子供でも継承が出来る場合があります。
つまり管理料などを収めていれば、無縁になることはありません。
また永代供養墓のように、納骨堂に埋葬する方法もあります。
形態は施設や規模により変わりますが、お骨を区切られた棚のようなスペースに
納骨します。戒名などの彫刻された石版やプレートが付けられます。
中央に祭壇が備え付けられている事が多く、お参りの時にはここでお線香やお花をたむけます。
東京などの都心部では、ビルなどの建物の中にこうした納骨堂がある施設も数多くあります。
お寺などの別院になっていることもありますので、宗旨宗派の確認が必要になります。
樹木葬と呼ばれる埋葬もあります。
広大な山や敷地の中で、地中に埋葬し墓石の変わりに樹木を植えます。
永代供養もできるので、子供がいなくても申し込みができます。
料金は納骨堂や、樹木葬も規模や施設によって違いますので、ご予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
もしもお墓の後継者問題に心配がある場合、春秋苑の永代供養塔も検討してみるといいでしょう。
いわゆる永代供養墓のことですが、この永代供養「塔」には意味があり、33回忌まではご自身専用の小塔が建立されます。
一般の永代供養墓が合祀ということを考えると、多少なりにも自分のお墓の代わりになるものが用意されるのは通常の永代供養墓よりも検討がしやすいと思います。
後継者には問題があるが、お参りに来てくれる人はいるなんて方に向いてるかもしれません。
仏壇を家に設置する場合、その場所や位置が気なります。一般には正面が北向きの場合は良くないとか言われますが、実際には決まりはありません。
昔の家の場合、よく置かれた場所は客間や座敷、寝室などでおおむね東向きに置かれていました。その理由は、家の建て方にあって、東側に台所などの炊事場があり、居住空間が西側に偏っていたことによります。
現在でも和風建築の場合には、置く場所である仏間が作られている場合が多くあります。一方で、現代の室内が洋風化した場合には、これらに配慮しないで作られているため、なおさら置く場所に困ります。しかし、必要なのは毎日お参りしたくなる場所ということです。
そのため多くは、居間やリビングということになります。和室があり床の間があれば、そこも良いかもしれません。また収納スペースを仏間に改造してそこに置くという方法もあります。また置く場所はできるかぎり直射日光が当たらず、風通しの良い場所が良いとされます。理由は太陽光線と湿気による劣化です。特に大型のものは一度、設置すると移動が難しいので、これらに留意して置く必要があります。方角に関しては、特に定められたものはないため、あまり気にする必要はありません。ただ南向きや東向きが良いとされる場合があります。
仏壇と神棚、両方置いているお宅も多いと思いますが、これは別に問題ありません。仏教とか神道とか関係なく、同じ場所に二つ置くことは問題ないのです。ただ、できれば向きにだけは注意しましょう。仏壇と神棚を向かい合わせにすると、どちらかを礼拝した場合、どちらか一方にはお尻を向けることになります。これはあまり好くないです。お参りをする時にお尻でお参りする人はいませんからね。向きにだけ注意するといいでしょう。
« 4月の誕生石は「ダイヤモンド」オリジナルクオカードギフトが話題! »日常の生活をしていれば、いつ何時何処で人が亡くなり、お葬式が出来てしまう、といったことも不思議ではありません。しかしそれが、自分達と共に生活をしていて、突然この世を去ってしまったなどという場合には、残された家族にとっては、非常に辛い悲しみであり、故人への想いが募って、居たたまれなくなります。
通常命日とは、故人の亡くなったその日のことであり、毎年同じ月の同じ日にちに当る日は、その人の命日となります。一般的に命日には、お墓参りに行き、亡くなった人への供養の意味で、色々な物をお供えしたり、お水やお花は勿論のこと、ロウソクと線香に火を付けて供え、手を合わせてお参りをし故人を偲びます。
お墓というのは、その家の先祖代々が、眠っておられるところであり、この世で生活をしている人達の、心の拠り所として、お墓参りをする神聖な場所でもあります。所によっては、命日にお寺のご住職に来て頂いて、家の位牌にお経を上げてもらい、供養してもらう方もいます。一年の間でも、毎月亡くなった日と同じ日のことを、月命日と言いまして、例えば、亡くなったのが三日であれば、年間を通じて毎月三日の日は、その日に当ります。そういった特別の日にも、お墓参りを進んで行う人も多くいます。
« ひな祭りのお祝いに必要なもの4月の誕生石は「ダイヤモンド」 »親族が亡くなったときには、葬儀をしなければなりませんが、できるならばその親族の住んでいた場所から近い、近場の斎場を選ぶ方がメリットがあります。
第一に、すぐに連絡を取ることができる点です。親族が亡くなったら、すぐに斎場に連絡を取ってお通夜やお葬式等の打ち合わせをしなければなりませんが、このときに遠距離の斎場を選んだとなると、その連絡や打ち合わせだけでも大変な苦労になってしまいます。
なぜかと言うと、自宅の場所を連絡しなければなりませんが、近場の斎場ならすぐに分かってくれるところを、遠くの斎場ですと、電話では上手く説明することができない場合もあるのです。
第二に、親族の亡骸を斎場にお連れしなければなりませんが、遠くの斎場ですと、それだけでも大変なことです。もしかしたら途中で交通事故に遭うかもしれません。そのようなリスクを考慮すると、近いところの斎場に依頼する方が多いにメリットがあることになります。
また、故人にも近所づきあいが合ったことでしょうから、できればご近所の方々も葬儀に参列してお焼香をし、最後のお別れをしたいと思うことでしょう。このような観点から考えてみても、葬儀は故人の住んでいた場所に近い斎場を選ぶ方がメリットがあるのです。
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