親の結婚記念日はどう祝う?おすすめの祝い方やギフトを紹介

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結婚した夫婦にとって特別な日にあたる結婚記念日。夫婦が互いに贈り物をしあって祝うのはもちろん、最近は自分の親が結婚記念日を迎えた場合にも、親のために家族全員でお祝いをするという家庭が増えています。とりわけ50年という節目にあたる年の結婚記念日は「金婚式」と呼ばれ、いっそう豪華にお祝いをするという家庭が多いです。

親の結婚記念日が分からない時の調べ方は?

結婚記念日をお祝いしたい気持ちはあっても、意外と親の結婚記念日を知らないという子どもは多くいます。親は、子どもに対して結婚した日のことや馴れ初めなどを話すことが気恥ずかしいという気持ちがあるそうです。そのため、親の結婚記念日を聞いたことがないという方が多いそうです。しかし、お祝いをするにあたっては、結婚記念日を知らなければなりませんから、まず調べるところから始めないといけませんよね。

日本のシニアカップル

一般的に結婚というと、籍を入れた日を思い浮かべる方もいれば、結婚式を挙げた日を思い浮かべる方もいます。結婚記念日は入籍日と挙式日のどちらにあたるのでしょうか?

入籍日と挙式日、明確にどちらが結婚記念日であると決まっているわけではありません。どちらのタイミングでお祝いをしても問題ありません。しかし、大半の方は入籍日に結婚記念日を祝うそうです。

では、入籍日はどのように確認するのでしょうか?役所に行くと、戸籍謄本を確認することができますよね。戸籍謄本には婚姻届を提出した日が記載されています。これが入籍日にあたるので、親に内緒でこっそりと、親の戸籍謄本を調べに行くと、結婚記念日が分かりますよ。

親の結婚記念日を祝うなら「バウリニューアル」がおすすめ

手を握るシニアカップル

自分の親が結婚記念日を迎えるとして、肝心の当日は果たしてどのようにお祝いすれば良いでしょうか?

近年、日本で注目されつつあるのは、「バウリニューアル」というセレモニーです。英語では「vow renewal」と綴り、直訳では「誓いを改める」という意味を持ちます。内容としては、夫婦で挙げる結婚記念日のお祝いのセレモニーというものです。

実はこのバウリニューアルは、海外では一般的に開催されています。結婚記念日のイベントとして開催される側面が強いセレモニーですが、事情により結婚式を挙げられなかった夫婦が、結婚式の代わりにバウリニューアルを挙げるケースもあります。

海外で人気のある催しだけあって、バウリニューアルは海の見えるロケーションで開催されることが多いです。日本の場合、沖縄がバウリニューアルの開催地として人気です。親のために結婚記念日を祝いたいと考えたなら、代わりにバウリニューアルのセッティングをしてあげてはいかがでしょうか?その際は、旅行も兼ねて沖縄に会場を借りれば、旅行も楽しめて一石二鳥ですね。

バウリニューアルは、チャペルのような会場を借りずに自宅で開催する方もいます。身近な親戚などを呼ばず、家族だけでお祝いをするのであれば、周りに気を遣わない自宅でのバウリニューアルもおすすめです。

ギフトも忘れずに準備しましょう

記念日をお祝いするのであれば、2人に渡すギフトが欠かせません。子どもからの気持ちがこもったギフトは、親にとって心に残る宝物になることでしょう。

プレゼントとして人気が高いのは、夫婦茶碗や夫婦箸など、親2人がお揃いで使える食器類です。自宅でバウリニューアルを開催する場合は、別日に旅行の手配をしてあげても喜ばれるでしょう。他には、オーダーメイドの似顔絵も親の結婚記念日向けギフトとして人気があります。夫婦2人が仲睦まじく寄り添っている姿を永遠にイラストで残すことができるので、親の喜びもとても大きいと話題になっています。親の好みを考慮して、いっそう喜ばれるようなギフトを選んでくださいね。

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