命日にお墓参りにいく理由

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日常の生活をしていれば、いつ何時何処で人が亡くなり、お葬式が出来てしまう、といったことも不思議ではありません。しかしそれが、自分達と共に生活をしていて、突然この世を去ってしまったなどという場合には、残された家族にとっては、非常に辛い悲しみであり、故人への想いが募って、居たたまれなくなります。

通常命日とは、故人の亡くなったその日のことであり、毎年同じ月の同じ日にちに当る日は、その人の命日となります。一般的に命日には、お墓参りに行き、亡くなった人への供養の意味で、色々な物をお供えしたり、お水やお花は勿論のこと、ロウソクと線香に火を付けて供え、手を合わせてお参りをし故人を偲びます。

お墓というのは、その家の先祖代々が、眠っておられるところであり、この世で生活をしている人達の、心の拠り所として、お墓参りをする神聖な場所でもあります。所によっては、命日にお寺のご住職に来て頂いて、家の位牌にお経を上げてもらい、供養してもらう方もいます。一年の間でも、毎月亡くなった日と同じ日のことを、月命日と言いまして、例えば、亡くなったのが三日であれば、年間を通じて毎月三日の日は、その日に当ります。そういった特別の日にも、お墓参りを進んで行う人も多くいます。

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